サプリメントシナリオ ■VECTORにて公開中 ■はじめての萌しむ 初心者向け萌しむ攻略講座 |
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「ワハ、ワハ、ワハハハハーーッ!!!」 | |
ヒトラーのバカ笑いが響き渡る。 | |
「オレは最強! オレは無敵ング!! 皆オレを称えてもいいんだぜ! 遠慮するなよ!!」 | |
周囲は将校たちによるホルスト・ベッセルが大音量で流れている。 | |
「エリカ! エリカはどこだ!?」 | |
「全く……胸だけじゃなく背もちっちゃいから見つけにくいな」 | |
――スパ――ン | |
「胸のことと背のことは言うななのです!」 | |
数メートルを一足で詰めたエリカ必殺のハリセン攻撃に、ホルスト・ベッセルに包まれたヒトラーは鳥のように飛んだ。 将校たちに見守られながら女の子にドツかれ宙を舞う総統。それは、ある種芸術的な光景と言えなくもない。 |
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「……死角からえぐり込むように放たれるその一撃……腕を上げたな……」 | |
「どうでもいいけど、おっぱいならお断りなのです」 | |
「な、なんだと!!」 | |
「もう他国から『ドイツ? ああ、あのおっぱい星人の国ね』なんて言われるのは嫌なのです!」 | |
他国の使者と会えば「おっぱい小さいのになんでコレが指揮官?」という目で見られるわ、 支配地では「おっぱいの大きな娘を隠せ!」というセリフが流行語になるわ。 ドイツ=おっぱい、なんて世界的不名誉かつ世界的恥辱が広まりつつあるのに、 更におっぱいを重ねようというこのバカに、エリカの我慢も限界だった。 |
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「あぁ? いいじゃん別にぃ」 | |
ヒトラーはかったりいなぁ、という態度でハナクソをほじる。 | |
「ドイツと言えばオレ様、オレ様と言えばおっぱい、おっぱいと言えば世界だ。何も恥じることなどあるまい」 | |
「おっぱいのために戦い、おっぱいのために死ぬ。それがオレ様のドイツよ」 |
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